和光出版の本

 
ちょこっと出版



神様と夕焼け 『詩集 神様と夕焼け』
著者:秋山 基夫
ISBN978-4-901489-51-5
C0092 \1200E
B6変形 132頁
定価 本体1200円+税
   
 
川柳とわたし 『「川柳」とわたし』
著者:家野 三新
ISBN978-4-901489-28-7
C0092 \1200E
B6変形 136頁
定価 本体1200円+税
タタウ 『タタウ ラングドッグにおける犬舌の説得法について
著者:加藤 健次
装丁:東井 浩太郎
ISBN978-4-901489-21-8
C0092 \1200E
B6変形 128頁
定価 本体1200円+税
川柳の実作とともに、句の「漢柳」〈漢字の川柳〉の
普及にも力を注ぐ句歴四十数年の川柳人、家野
三新の待望の処女句集。自身の川柳との関わりを
も詳述する。
「世界じゅうの鍋底はただしい/ただしく焦げている/犬人
汁はけんちん汁より甘ウマい/鍋はなんでも知っている」
(「ドッグマン・スープ」)。『紺屋記』に続く第四詩集は、ラ
ングドックにおける犬舌の説得法として、音響的かつ視覚
的に自由奔放に〈あなたの気持〉を掻き乱しにくる。とても
怖い詩集だ。


中四国詩人文庫



中四国詩人文庫7 小寺 雄造集 『中四国詩人文庫7 小寺 雄造 詩集』
著者:小寺 雄造
装丁:高原 洋一
ISBN978-4-901489-23-2
C0392 \1000E
B6変形 136頁
定価 本体1000円+税
 
 〈稲羽〉、〈去なば〉……いなばに拘泥する詩人の因幡に
漂う精霊たちを呼びだそうとする詩の集大成。102篇を
所収。

中四国詩人文庫5 扶川 茂詩集 『中四国詩人文庫5 扶川 茂 詩集』
著者:扶川 茂
装丁:高原 洋一
ISBN978-4-901489-14-0
C0392 \1000E
B6変形 130頁
定価 本体1000円+税
中四国詩人文庫6 松田 研之詩集 『中四国詩人文庫6 松田 研之 詩集』
著者:松田 研之
装丁:高原 洋一
ISBN978-4-901489-20-1
C0392 \1000E
B6変形 132頁
定価 本体1000円+税
「扶川茂の詩のありようは〈微中〉である」(なんばみちこ)
が故に、声高でない詩の力が逆に強く心を揺さぶってくる。

「どけえ行きようる/なにゆうしに行きようる」と、自らの行方を
若き日の己に問いかけた詩人の軌跡が明らかにされる。


中四国詩人文庫3 中桐 美和子詩集 『中四国詩人文庫3 中桐 美和子 詩集』
著者:中桐 美和子
装丁:高原 洋一
ISBN978-4-901489-11-9
C0392 \1000E
B6変形 128頁
定価 本体1000円+税
中四国詩人文庫4 三沢 浩二詩集 『中四国詩人文庫4 三沢 浩二 詩集』
著者:三沢 浩二
編者:秋山 基夫
装丁:高原 洋一
ISBN978-4-901489-12-6
C0392 \1000E
B6変形 128頁
定価 本体1000円+税
「詩は終世 恋人のようにぬくといもの/柩の中までもって
いきたい」という詩人の、光のような詩のほか童謡12篇も
所収。

メタフィジック詩の探求者(秋山基夫)故三沢浩二の代表作
(「西川緑道」を除く)を、森本弘子が65篇を選んで構成し
た。

中四国詩人文庫1 岡 隆夫 詩集 『中四国詩人文庫1 岡 隆夫 詩集』
著者:岡 隆夫
装丁:高原 洋一
ISBN4-901489-08-9
C0392 \1000E
B6変形 128頁
定価 本体1000円+税
中四国詩人文庫2 渡部 兼直 詩集 『中四国詩人文庫2 渡部 兼直 詩集』
著者:渡部 兼直
装丁:高原 洋一
ISBN4-901489-09-7
C0392 \1000E
B6変形 110頁
定価 本体1000円+税
中四国詩人会のオルガナイザーでもある詩人の、15冊の
詩集から78篇を所収。中四国詩人文庫の魁をなす記
念すべき第一作。

「一世代前の大正ロマンの風潮に色濃くそまる」(岡隆夫)抒
情詩人の、その全体像と特色をあますところなく浮上させる。



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そのほかの出版物

中四国詩集・二〇二〇 中四国詩集・二〇二〇
編集:中四国詩集編集委員会
カバー・絵:森崎 昭生
ISBN978-4-901489-61-4
C0092 ¥1500E
A5  102頁
定価 本体1500円+税
 
四土詩集〔第Ⅵ集〕 『四土詩集〔第Ⅵ集〕』
編集:現代詩研究会・四土の会
装丁:則武 弥
ISBN978-4-901489-57-7
C0092 ¥2000E
A5変形 208頁
定価 本体2000円+税
詩集 鳩は丸い目で 『詩集 鳩は丸い目で』
著者:北岡 武司
装画:磯村 宇根瀬
ISBN978-4-901489-56-0
C0092 ¥1200E
A5  100頁
定価 本体1200円+税
 
中四国詩集・二〇一七 中四国詩集・二〇一七
編集:中四国詩集編集委員会
カバー・絵:森崎 昭生
ISBN978-4-901489-53-9
C0092 ¥1500E
A5  112頁
定価 本体1500円+税
随筆集 あんちゃんの十年一昔 『随筆集 あんちゃんの十年一昔』
著者:荻野 安吾
ISBN978-4-901489-50-8
C0092 ¥2000E
A5変形 184頁
定価 本体2000円+税
 
『燕の歌』
著者:御庄 博実
ISBN978-4-901489-45-4
C0092 ¥2000E
A5変形 122頁
定価 本体2000円+税
『詩集 山桜』
著者:谷 義仁
ISBN978-4-901489-44-7
C0092 ¥2000E
A5変形 122頁
定価 本体2000円+税
  「十数年の月日が流れ/山桜の花がつきました/小さな白っぽい花です」。愛妻や友人たちを見送ったら、ユーモアとペーソスの言葉が芽ぶき、育ち、実った。山桜の花も咲いた。才人・谷義仁、待望の処女詩集に刮目。
中四国詩集・二〇一四
編集:中四国詩集編集委員会
カバー・絵:森崎 昭生
ISBN978-4-901489-43-0
C0092 ¥1500E
A5 132頁
定価 本体1500円+税

『四土詩集〔第Ⅴ集〕』
編集:現代詩研究会・四土の会
装丁:則武 弥
ISBN978-4-901489-42-3
C0092 ¥2000E
A5変形 258頁
定価 本体2000円+税
2014年10月発行の第5集。102名、111篇を集録する。中四国詩人会この期の事務局は岡山県。高垣憲正会長、岡隆夫事務局長。編集長は蒼わたるからバトンタッチされた森崎昭生。大会は広島(尾道)にて開催。 2014年発行の第Ⅴ集には14名が参加。さらに作品、評論とも充実した。鈴木漠の指導で10年前に巻いた歌仙「花筏」を別刷りし付録とした。〈草餅を喜び食べる孫もなし(春)〉故三沢浩二の佳句がしみじみと胸をうつ。
命命鳥 『命命鳥』
著者:くにさだ きみ
   中桐 美和子
装画・扉画:村山正則
装丁:和光出版編集部
ISBN978-4-901489-39-3
C0092 ¥1500E
A5 140頁
定価 本体1500円+税
RORO ●you YHWH jesusmaria solomon rond ya 『RORO ●you YHWH jesusmaria solomon rond ya』
著者:RORO(山本 博美)
ISBN978-4-901489-38-6
C0092 ¥1600E
B6変形 238頁+付録14頁
定価 本体1600円+税
いわば共通のきびしい体験をしながら2人の詩はそれぞれ個性を異にしているようだが、『蒼の楕円』ではこの書を読めばそれぞれ詩に相違が見られる。あの出版から今58年を経て再びデュエットで『命命鳥』の出版である。 ROROシリーズの幕開き。200頁超のぶ厚さで「beautiful piece」から「マリアの鞄」まで九章立。表紙カバーはピンクの艶やかさ。付録に、全ストーリーオリジナルイメージソング2枚組CDが付くお買得本である。
RORO ●ROMEO 『RORO ●ROMEO』
著者:RORO(高橋 博美)
ISBN978-4-901489-37-9
C0092 ¥1000E
B6変形 80頁
定価 本体1000円+税
長篇詩 宇津の山辺 『長篇詩 宇津の山辺』
著者:秋山 基夫
ISBN978-4-901489-36-2
C0092 ¥1200E
A5 162頁
定価 本体1200円+税
ピンクから深紅の表紙でROROは、「Free As A Bird」と「BLUE SKY」の2本立の身軽さで登場。内容もほぼ短詩で統一した。☆印を冠した短詩を、各頁2篇で合わせて132篇配している。 詩人のライフワークの一つでもある『引用詩論』(思潮社)の実践が試みられた労作。作品は、「宗長手記」の脚色をしたもので、450行に及ぶ長篇詩一篇にて詩集を構成。製本は、四目綴(和綴)というユニーク本。
位置 第11号 『位置 第11号』
編集:岡山県エッセイストクラブ
ISBN978-4-901489-35-5
C0095 ¥1200E
A5 280頁
定価 本体1200円+税
RORO ●beautiful piece 『RORO ●beautiful piece』
著者:RORO(高橋 博美)
ISBN978-4-901489-34-8
C0092 ¥1000E
B6変形 70頁
定価 本体1000円+税
作品集の第11号(2013年版)。11号には10号(記念号)を上回る最多の87人が作品を発表。新しい会員の参加が、作品集に広がりをもたらし、可能性の新風が吹きはじめている。カバー画は神戸淑子「水明かり」。 黒の表紙に装を変えたROROは、〈真っ暗な世界/それから暫くして光の円が幾つも連なって/振り子の如く大きな弧を描く/(2行略)/煌きが何回続いただろう……〉(「perfume」)など10篇を所収した。
詩集 二十八星宿 『詩集 二十八星宿』
著者:秋山 基夫
ISBN978-4-901489-32-4
C0095 ¥500E
126mm×125mm 40頁
定価 本体500円+税
位置 第10号 『位置 第10号』
編集:岡山県エッセイストクラブ
ISBN978-4-901489-27-0
C0095 ¥1200E
A5 270頁
定価 本体1200円+税
岡山県天神山文化プラザの記念・特別展「曽我英丘の世界」のために書き下ろされた秋山基夫の四行詩・28篇を、同プラザが編集・制作。28篇の詩はそれぞれ二十八星宿に対応。詩集は四神(曽我書)によりカバーされる。 岡山県エッセイストクラブ作品集の第10号(2012年版)。クラブ発足10周年記念号。会員81人が執筆。クラブ顧問の作家小川洋子が特別寄稿、記念号に花を添えている。カバーイラストは高塚照恵「森の幻想」。
『キャンパスライフとメンタルヘルス ダイジェスト版』 『キャンパスライフとメンタルヘルス ダイジェスト版』
著者:大西 勝・清水幸登・
   仁科舞子・兒山志保美
ISBN978-4-901489-30-0
C1011 ¥115E
B5 20頁
定価 本体115円+税
岡 隆夫 全詩集 『岡 隆夫 全詩集』
著者:岡 隆夫
ISBN978-4-901489-29-4
C0392 ¥5000E
A5 162頁
定価 本体5000円+税
岡山大学教養教育科目の教科書「キャンパスライフとメンタ
ルヘルス」(2011年初版)の中から、メンタルヘルス問題の
予防と早期発見に役立つ内容をピックアップした、オムニバ
ス形式のダイジェスト版。B5判20頁。
第一詩集『詩情への訣別』(1961年)から、第十九詩集『川曲の漁り』(2010年)まで、詩人が50年間に発表したほぼ全作品を網羅。ほかにE・ディキンソン訳詩集、評論、年譜等を収録した。A5判並、函製。
中四国詩集・二〇一一 中四国詩集・二〇一一
編集:中四国詩集編集委員会
ISBN978-4-901489-27-0
C0092 ¥1500E
A5 162頁
定価 本体1500円+税
『四土詩集〔第Ⅳ集〕』 『四土詩集〔第Ⅳ集〕』
編集:現代詩研究会・四土の会
装丁:則武 弥
ISBN978-4-901489-26-3
C0092 ¥2000E
A5変形 208頁
定価 本体2000円+税
二〇〇八年(平成20年)発行の第三集に次ぐ待望の
第四集。109名の詩人が参加。中四国詩人会は結
成十一年を迎えた。この期の会の事務局は島根県。
洲浜昌三会長、川辺真事務局長。編集長は第三集
に引き続き蒼わたる。
第Ⅳ集も二〇〇八年(平成20年)以来、順調に三年を
経ての発行。12名の会員が作品を発表、エッセイ九作が
並ぶ。秋山基夫の紅梅抄には、北岡武司『スピラスィヨー
ン』をはじめ三点の詩集評を収録。力感漲っている。
詩集 神経伝達物質 『詩集 神経伝達物質』
著者:大島 元
装幀:和光出版編集部
装画:岡田紗月木
ISBN978-4-901489-22-5
C0092 ¥1500E
A5 90頁
定価 本体1500円+税
spiration 詩集 スピラスィヨーン』
著者:北岡 武司
装幀:高原 洋一
IISBN978-4-901489-25-6
C0092 ¥2000E
A5変形 106頁
定価 本体2000円+税
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『自画像』(二○○一年)から九年ぶりの第三詩集。
日常に即して書かれた23篇を所収。作品「早春賦」
から「中秋の名月」までの11篇が並ぶパートⅠは、
滑稽でペーソスの漂う軽妙な夫婦春秋をよく醸しだし
ている。
スピラスィヨーンとは、三位一体の父と子から聖霊が発出す
る仕方を指す神学的概念。詩人はこの詩集で、人は「神
さまの吐く息」を吸って生きているというコンセプトの展開を
試みた。メタフィジックな詩的世界が魅了する。
中四国詩集・2008 『中四国詩集・二〇〇八』
編集:中四国詩集編集委員会
ISBN978-4-901489-18-8
C0092 ¥1500E
A5 160頁
定価 本体1500円+税
南の花 『南の花』
著者:佐藤 巌
装丁:高原 洋一
ISBN978-4-901489-19-5
C0092 ¥2500E
A5変形 152頁
定価 本体2500円+税
2000年(平成12年)6月結成の中四国詩人会発行の第
三集。114名の詩人が執筆。巻末に詩人会の経過報告を
掲載。この期の同会の事務局は山口県が担当、陶山祐二
会長、秋吉康事務局長。第三集の編集長は蒼わたる。
「ハナグリに結んだシュロ縄を持っているのは/少年の私だ/
どんな人生が待っているのか/彼はまだ知らない。」(「花の
行方」)。ここから「南の花」に向きあうまで、詩人はこの後、
六十年を歩む事になる。待望の第八詩集。
ふりかえり-ゆめ・うつつ- 『ふりかえり-ゆめ・うつつ-』
著者:蒼 わたる
装丁:田邊 光伸
ISBN978-4-901489-16-4
C0092 ¥1500E
A5変形 110頁
定価 本体1500円+税
四土詩集〔第Ⅲ集〕
『四土詩集〔第Ⅲ集〕』
編集:現代詩研究会・四土の会
装丁:則武 弥
ISBN978-4-901489-17-1
C0092 ¥2000E
A5変形 320頁
定価 本体2000円+税
『天空は蒼いのに』から三年半、亡父の遺品の版画を表紙
に使用、「父と一体になろうと」(あとがき)試みた第三詩集。
人生の未だ若き途上における感動を振り返り、苦く現実を
噛みしめる作品「願いをこめて」は秀逸。
3年ぶりの第3集。沖長ルミ子、苅田日出美などが新たに
執筆。作品のほか例会での発表レポートを、10名の会員
がエッセイとして掲載。特筆すべきは故三沢浩二の初期詩
篇、秋山基夫による故人の回顧文が集録された事。
追悼 詩人 三沢浩二
追悼 詩人 三沢浩二』
編者:秋山 基夫
装丁:森本 弘子
ISBN978-4-901489-13-3
C1092 ¥2000E
A5 170頁+グラビア6頁
定価 本体2000円+税
凡人伝
『凡人伝』
著者:松本 勲
ISBN978-4-901489-15-7
C0092 ¥2000E
A5 106頁
定価 本体2000円+税
2006年(平成18年)8月に逝去した詩人の追悼集。家族
をはじめ40名が追悼文を寄稿。長女森本弘子による選詩
11篇、評論2点。自選句集(平成11~17年)、年譜、著
作一覧を掲載。三沢浩二研究必携の資料集である。

新自由主義の波に洗われ壊れゆく〈里〉。その風景の中、
人生の晩秋に佇む〈人々〉の物語を痛切に描写。その37
篇の写実は、くり返し重ねられる事によって独特の詩風とな
り戦ぐ。『湯呑』から十二年ぶりの第二詩集。

罣礙
句歌集 罣礙』
著者:大河 観水
題字・著者名:額田 桂崖
写真・装丁:大河 眞雄
ISBN4-901489-07-0
C0092 ¥2000E
A5 256頁
定価 本体2000円+税
西洋皿
『西洋皿』
著者:秋山 基夫
装丁:則武 弥
ISBN4-901489-10-2
C0092 ¥1600E
A5変形 88頁
定価 本体1600円+税
タイトル「罣礙」(「けげ」または「けいげ」と読む)は般若心
経の拠る。さまたげ、こだわりの意。平成12~16年、著者
63歳からの五年間の260句と337首及び御詠歌・御和
讃各一を集録。A5判上製函入。256頁。

1978年からこの10年間は、自身の何度目かの黄金時代と
いえる程に詩人は大量の詩、批評を書き、かつ朗読にも力
を入れる。それら作品や朗読は上質で評価も高い。詩集
中、パート1は俳句とのコラボを試みた意欲作。

岡山詩集
『岡山詩集』
編者:秋山 基夫
ISBN4-901489-05-4
C0092 ¥1600E
A5ヨコ 72頁
定価 本体1600円+税
片腕のない男
『片腕のない男』
著者:柴田 洋明
装丁:柴田 園子
ISBN4-901489-06-2
C0092 ¥2000E
A5 80頁
定価 本体2000円+税
岡山県下の各地を訪ね、その地の風物の由緒、来歴を想
起しつつ新しい感情と思考の世界を展開。山陽新聞連載
時から注目された「詩が行く」を改題・加筆し上梓。写真に
加えその地の物語へ短文のコメントを附す詩文集。

「おまえが見た オリオン/俺が仰いでいるオリオン」(「オリオ
ン挽歌」)。夭折した友人に捧げる作品を契機に詩作に復
帰した著者の処女詩集。詩集題となった「片腕のない男」
は、160行に及ぶ力作。16篇を所収。

スペクタクル 能勢伊勢雄 1968-2004
『スペクタクル 能勢伊勢雄 1968-2004』(絶版)
著者:能勢 伊勢雄
編集:『スペクタクル 能勢伊勢雄 1968-2004』実行委員会
ISBN4-901489-03-8
C0000 ¥3048E
B6 960頁
定価 本体3048円+税
四土詩集〔第Ⅲ集〕
『四土詩集〔第Ⅱ集〕』
編集:現代詩研究会・四土の会
装丁:則武 弥
ISBN4-901489-04-6
C0092 ¥2000E
A5変形 296頁
定価 本体2000円+税
2004年(平成16年)、倉敷市立美術館で開催された「ス
ペクタクル 能勢伊勢雄1968-2004」のカタログとして製
作、刊行。能勢伊勢雄の年譜及び諸活動を伝える文献
資料を中心に構成。B6判並製。960頁。

前集から約2年半ぶりの第2集。瀬崎祐、川内久栄などが
新たに参加。アンソロジーのほか、秋山基夫の〔書評集〕紅
梅抄|評論、詩集、小説など13作品の書評|、月例会
の活動記録を併載。研究対象の多岐性が窺える。

詩集 黄山を抱く
詩集 黄山を抱く』
著者:蒼 わたる
装丁:高原 洋一
A5 104頁
定価 本体2500円+税
詩集 天空は蒼いのに
詩集 天空は蒼いのに』
著者:蒼 わたる
装丁:高原 洋一
A5 124頁
定価 本体2500円+税
日本語学者として『丸山薫全集』の発行に携り、岡隆夫に
触発されて現代詩と出会った著者の第一詩集。「人生の夕
日の光がサアーと/掠めるのを感じる」(「時は過ぎて」)。
気がつけば詩人にとって時は更に短いのだ。
亡父の影響下で青年期に俳句に親しむ体験を持った著者
が、現代詩に遭遇。第一詩集発行からわずか一年後に上
梓した第二詩集。所収の18篇は、『黄山を抱く』の延長に
あり、同じ生活空間と精神空間を作品化したもの。
四土詩集
『四土詩集』
編集:現代詩研究会・四土の会
装丁:則武 弥
A5変形 260頁
定価 本体2000円+税
英語で読む アジア経済概論
英語で読む アジア経済概論』
編著者:亀髙 鉄雄
ISBN4-901489-02-7
C1033 ¥2000E
B5 132頁
定価 本体2000円+税
四土の会は、毎月第四土曜日を例会日として、勉強会を
続ける現代詩研究会。本誌はそのグループ員によるアンソ
ロジーの第一集。この集には13名の詩人が作品を発表。
会のリーダー三沢浩二、秋山基夫を先頭に力作が並ぶ。
アジア経済の概要を、英文資料を読むうちに理解できるよう
に構成。アジア経済を通じ一国の経済政策や貿易、通貨
問題そして経済英語も学習できる。英文資料には注釈とポ
イントを付記している。B5判並製。134頁。

岡山の詩100年
『岡山の詩100年』
共編著:秋山 基夫/岡 隆夫
/坂本 明子/三沢 浩二
ISBN4-901489-01-1
C0092 ¥2191E
装丁:高原 洋一
A5 236頁
定価 本体2191円+税
落ち穂拾い
詩集 落ち穂拾い』
著者:佐藤 巌
装丁:高原 洋一
A5 108頁
定価 本体2500円+税
一八九六年(明治24年)から現在に至るまで百年間の岡
山の詩読、詩集、詩人達の動向を収集、整理した画期的
な書誌。3700余名の詩人、装丁・挿画などの作者名を
索引に。著者のうち三沢浩二、坂本明子が鬼籍に入る。

二度目の定年退職をむかえたエリュアール研究家の著者が
「さあこれから自由を謳歌、詩集を出したり大いにやりたい」
(あとがき)と意気込んだ第七詩集。詩集題は、所属同人
誌『穂』にちなんで『落ち穂拾い』と名付けた。
吐き出して
『吐き出して 1994-1999/ハジメ・オバタ詩集』
著者:ハジメ・オバタ
版画:高原 洋一
A5 260頁
定価 本体3000円+税
打ち明けてくれてありがとう
『打ち明けてくれてありがとう (第2部 波紋)
著者:武田 淳/北山 翔子/CALLA/戸部 和夫
ISBN4-901489-00-3
C0077 ¥572E
A5 104頁
定価 本体572円+税
ドイツ近代建築学史の研究をライフワークとする団塊世代の
建築家で、詩誌『穂』の発行人でもある著者が、40代後
半から50代にかけての六年間、自身の日記の中に〈吐き出
す〉ように記した83篇をまとめた第一詩集。
一九九八年(平成10年)に永眠したHIV感染者・故武田
淳の手記「打ち明けてくれてありがとう」の再録、手記を読ん
だ学生22名の多様性のある感想文、新たに2名の感染者
のメッセージ等を集録。A5判並製。104頁。